おもいひでベルトの復活☆

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お客さまの Hawaii のおもひでが深いベルトを緊急オペ依頼っ。

これは再起不可能では…汗。 さすがに店長もヒトメでお手上げでした。

がッ。コレがなんとッ! 奇跡の復活を遂げたのでありますッ☆

 

 

 

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今回はシリーズで2本のベルトをご紹介します♪

まずはコチラから。手前の茶色いベルトからいきますっ。

今回のベルトは店長にとってもとても思い出深いベルトです。

 

 

 

こちらのベルト…、

なんとッ。

店長が出会った時には…、

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こんなでしたッ!!!!

一緒に洗っちゃって。さらには乾燥機に入ってしまったとのコトッ ww

いやいや。笑ってはいけません。

だってこの状態…。 革が完全に木になっておりますっ。

ミスターマリックのハンドパワーじゃ無いですよ!?(古ッ)

 

 

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革にも完全に亀裂が入って。

革が破れるってよりも、折れるって表現の方がハマル感じっ。

さすがにご夫婦の思い出のベルトとは言え…。

ここまでになった革を元に戻すことはほぼ不可能。汗。

今回は完全にダメ元でお預かりさせて頂きました。

 

 

 

 

当店が信頼をおく職人さんにご相談ッ。

数週間お預かりして。

さらに再起不能になる可能性もある。状態でしたが。

 

なんとっ。

 

懇切丁寧に毎日徐々に油を染み込ませ…、

 

奇跡が…、

 

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起きましたッ!!!! なんとココまでにッ (゜o゜;)

グルッと回って、ちゃんとベルトになってます!

 

 

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亀裂の入ったこの部分は…、

すぐに劣化して切れてしまうコトは、素人目にも容易に想像のつく所。

 

 

なんとっ。

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表からは分からないように、後ろにアテ革を縫い込み補強までッ!!!

 

 

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こうして、ご夫婦の Hawaii の思い出を奇跡的に守ることが出来ました♫

バックルもそのまま生かしてもらい、いつものバックル脱着可能に改造。

 

実はっ。 当初は革はもうダメだからこのバックルだけ生かして、

新しい革ベルトをデザインして作るって方向性だったのです。

このカービングと言う革に彫り込む技術はハワイ独特な革技術ですが。

日本でやろうものなら、かなり高価なモノになってしまうワケです。

そこまで色々当たりましたが、なんとか一番良い状態で復活できました!

ただ完全復活は難しいので、優しく使ってあげて下さいネ♫

 

 

ご本人様から。

こちらのベルトを使い込んでるうちに…。

最近、革がめっちゃ柔らかくなってきたとのコトですッ!!!

ホントにありがとう♪ の声に。

対応できて良かったなあ♫ って。 感謝に対して感謝です♫

 

 

 

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こちらの革ベルトはもちろん。当初よりダメ元だったので。

確実に残せるバックルと共に。実は。

もう一つの全く別のベルトのデザインをご注文頂いておりました♫

 

 

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2本とも革のベルトはスナップでこの様に取り外し可能に。

このバックルを移動できるようにしました。

 

 

そうして…、出来上がったもう1本がコチラっ。

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こちらのベルトに関しては次のBlogにてッ☆

 

 

 

 ※ ちなみに当店でのベルトのご注文もあり修理を受けましたが。

基本的には革屋、修理屋ではございませんので。

当店のお客様のみご相談に乗らせて頂きます。

なるべく持ち込みの修理だけのお客さまはご遠慮下さいますよう。

ご理解の程、宜しくお願い申し上げします m(_ _)m

 

 

 

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