最近の映画レビュー、邦画編ですっ!
独身時代に比べ、なんだか邦画率が急速に高まってます。
今回も邦画の方が断然多いよな〜。
今回はあらすじに触れたネタバレが多いので。
見てない方で見ようと思ってる作品がある方は、
深く読まずにスルーをオススメしますッ!
<インシテミル>
↑↑ ホリプロ50周年記念作品。
演者はみんなホリプロなのかな…?
参加者10名による、時給112,000円の心理戦!! てな話。
サバイバル系。でもミステリーってよりは、スプラッター系。
あっと言う間に殺し合いが進んでっちゃう。
↑↑ 原作はもっと推理する要素がフンダンらしい。
ので。 オススメするとしたら本ですね ♪
藤原竜也色が強いので、バトルロワイヤルを思ってしまった。
カイジ、デスノート、バトルロワイヤル…、藤原竜也色ですよね〜。
↑↑ 色々違和感があったので、ネットで見てみると、
こんなコトを書いてる人が…。
以下、気になった点や矛盾している点など。
・「インシテミル」の意味が未だに謎。何に「イン」するんだ?
・凶器と一緒に入っている紙切れに書かれている言葉が伏線っぽかったが、結局なんの意味もなさず。
・「探偵グッズ」が置かれていたが、なんの意味もなさず。
・「犯人」と扱われた場合、牢獄に入れられるだけで特になんのペナルティも無い(むしろ、支払金が2倍のボーナス)にもかかわらず、「犯人」になることを嫌がる。
・「実験」は過去にも行われいる旨の描写、また、多くの人が鑑賞している描写もがあるが、参加者たちは事前にどのようなことが行われるか知らない前提になっている。
・あるいは、特殊な環境での殺人がエンターテイメントとして提供されるのがその世界では当たり前であることを示すような描写がない(=警察が介入しないことへの疑問)。
・牢獄で「ウーウー」うなっていた描写はなんの意味があったのか。
・それぞれに割り当てられた個室は「扉を締めると完全防音」、の割には「部屋で会話していたら外で悲鳴が聞こえたから駆けつけた」や「なんかガヤガヤしているな、と思ったら殺人が起こっていた」的な描写が散見。
なるほど…、違和感はこれらの要因かな?
でもお金をかけてこれだけの豪華布陣で臨んだ映画。
きっと原作は面白くて、これらの矛盾部分に無理がナイのでしょう。
<悪人>
↑↑ 芥川賞作家・吉田修一の最高傑作「悪人」の映画化。
第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞をダブル受賞のベストセラー
話題だったこちらもおそばせながら♪
↑↑ 日本を代表する10人の映画監督が映画化を熱望し、20社以上に亘る映画化権争奪戦となったんだとか…。すげぇ〜。
↑↑ 何もかもが犯罪者に矛先がたち、その過程は重要視されない。
罪を憎んで人を憎まず。であるべき先進国ここ日本も。
加害者になったとたんマスコミにより、世の中の諸悪の根源とされる。
↑↑ 犯罪者を作り上げる現代にまみれた悪意と比べると。
いったい本当の悪人は誰か。善悪とは…。なんて考えさせられます。
きっと世の中の数々の事件もマスコミの煽る側面だけでなく、あらゆる視点から見るコトによって明らかになる、隠されてしまった真実もあるんだろうなぁとか…。
深津絵里の濡れ場シーンにはビックリドッキリでしたね。
キャラ的にかなり驚いちゃいます。
やっぱり樹木希林と深津絵里は、さすがな演技力。
イケメン妻夫木君の人生で味わった事ナイであろうレアなキャラ作り。
音楽もあの巨匠、久石譲が参加。
殺したオトコと愛したオンナ。引き裂かれた家族。
ちょっと変わった視点から見る犯罪者のヒューマンドラマなんですね。
<海猿ラストメッセージ>
↑↑ 今回で完結なんですね。前の二つは見たし。
完結は見ないとな…って事で。『海猿』ラストメッセージも♪
↑↑ 日韓共同の施設で、ロシアからも技術提供を受け、
1500億円もの予算がつぎ込まれた国家規模の重要プロジェクトでもある
巨大天然ガスプラント施設『レガリア』で事故&火災が発生。
↑↑ その上に大型台風直撃の影響で救出も近づけない。
助かるのか? って話。
個人的には2の方が感動したかな。
3は多分3D映えする撮影に意識しすぎたんじゃ…。
3D映画をノーマル画像で見てる分、感動が薄かったのかも!?
完結のワリにはシリーズの流れが切れてる感じがしたな。
映像やセットの迫力よりも、ストーリー性がもうチョイあるか。
もしくは海猿らしく水中の画が多い方が良かった気も。
<13人の刺客>
↑↑ [あらすじ]
島田新左衛門の下に集められた13人の刺客は天下万民のため、将軍の弟・松平斉韶に一世一代の戦いを挑む。
生来の残虐な性質で罪なき民衆に不条理な殺戮を繰り返し、幕府の権力を我が物にしようとする史上最凶の暴君・斉韶。
その軍、総勢300人超。斉韶の名参謀にして新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛との知力を尽くした戦いを制し、斉韶暗殺は果たせるのか。
参勤交代の帰国の道中、要塞へと改造された落合宿で、想像を絶する壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。
↑↑ かなり楽しみにしていたけど、映画上映中に行けず仕舞い…(涙)
やっと見ることが出来ました♪ レンタル初日で借りちゃったし♪
↑↑ とにかくラストのド迫力の戦闘シーンは、全く目を離せません。
眠くなるどころか、眼がパッチリ!
↑↑ まさに斬って斬って斬りまくれぇ〜〜!! って映画。
隊長の役所広司はさすが。ちょっと優しいキャラだから。
ただの殺戮映画でなく、義理人情が厚くなるのはこの人だからかな。
↑↑ 今回の主役は、やっぱりこの人。ウワサ通り。
天性のキャラを大発見ですね吾郎ちゃん。
ジャニーズが良く許したなってキャラ。SMAPから見事脱皮でしょ。
悪すぎます。ムカツクとかじゃなく、ニクイって感情。
なんか無理に演じてる感じが無く、自然な悪さで違和感無し。
ある意味コレを平気で誇張せずに淡々と演じられる人も他にいない!
↑↑ 眉毛無しもちょっと怖いんだけど…、(左)
笑ったときのお歯黒がめちゃくちゃ怖いっ!!(右)
↑↑ このシーン。オトコはムシャブルイでしょ♪ 震えますね。
↑↑ CMで流れるイーグルスのデスペラードが好きなんで、
イーグルスが合う時代劇なんか他に無いだろって思って期待でしたが。
CM様だったんですね。回想シーンならハマるけど。
確かにあの戦のシーンには水を差しちゃう気がする。
↑↑ 見事に肉食男子が集まったガテン系映画! やっぱアツイ。
最後の最後は…ン?? と思うトコもあったケド。
結果的には超満足で、二回連チャンで見ちゃいました♪(笑)
ここの所のまとめ狩りなDVD鑑賞のまとめレビューでしたッ♪